何！？日本実はすごい研究をしていた！？
このところ地球温暖化が頻繁に取りざたされ、地球環境の悪化は明らかです。
またエネルギー資源自体の枯渇の心配もあります。
こういった環境問題やエネルギー問題の解決は、人類にとって急務です。
現在このどちらの問題も解決する、夢のようなエネルギーの開発が進んでいるといいます
それが「核融合発電」です。でも「核融合」なんて、何となく危なそうな名前ですよね。
本当に私たち人類の救世主となってくれるのでしょうか？
今回はそんな「核融合発電」に迫ってみましょう。
核融合発電とは
まずは核融合発電とはどのような発電なのか見ていきましょう。
核融合発電は、太陽で起こる核融合反応からヒントを得て、考えられたものです。
そのため「地上の太陽」とも呼ばれています。
このエネルギーの研究・開発は世界各国が連携して進めており、もちろん日本もこの研究・開発プロジェクトに携わっています。
どれだけ世界中がこの発電に注目し、可能性を信じているかということがわかりますね。
この核融合発電のウリは、火力発電のようにCO2を出さず、原子力発電よりも安全だという点です
しかも燃料のものは海水から取り出すので、燃料の枯渇の心配もいりません。
まさに夢のエネルギー！！
では、この核融合発電はどのような仕組みでエネルギーを起こすのでしょうか？
核融合発電の仕組み
先ほど核融合発電は、太陽の核融合反応をヒントに考えられたといいましたが、これは太陽が明るく輝きエネルギーを放つ仕組みで、私たち地球の生命の源ともいえるものです
この核融合反応は、高温高圧な太陽の核で水素同士が結合し、ヘリウムに変わるというものです
核融合発電は、その仕組みを人工的に起こすというものです。核融合発電では海水から重水素と三重水素を取り出しプラズマ状態にすることで、核融合反応を起こします。
この核融合反応の起こし方には大きく分けて２つの方法があります。
１つが磁力を利用する「磁場閉じ込め方式」
もう一つが強力なレーザーを利用する「慣性閉じ込め方式」です。
なお現在この他にも様々な方法が研究されてりうそうです
では、核融合発電には具体的にどんなメリットがあるのでしょうか
核融合発電の利点
核融合発電と聞くと、なんとなく原子力発電所をイメージし、危なそうと感じる方もいるのではないでしょうか？
しかし原子力発電は核分裂反応を起こすもので核融合反応とは仕組みが違います。
核分裂反応は連鎖的に起こるものなので、暴徒し制御不能になってしまう恐れがありますが、核融合反応の場合は燃料の供給を止めると反応も止まってしまうため原子力発電のような制御不能な状態になることはないそう。
そのため原子力発電よりも安全だといえるのです。
また環境に優しいという点も大きなメリットです。
火力発電はエネルギーを作る過程で、たくさんのCO2を排出することが問題視されていますが、核融合発電ではCO2が排出されることはありません。
それだけではなく、原子力発電のように高いレベル放射性廃棄物も出ることはないのです
さきほど核融合発電では海水から重水素と三重水素を取り出すといいましたが、このことからも分かるとおり核融合発電の燃料の元は海水です。
しかも燃料１ｇからなんと石油8トン分ものエネルギーを生み出せるといいます
これならエネルギー枯渇の心配もなさそうですね
核融合発電の欠点
さぁ核融合発電にはどのような欠点があるのだろうか
これがまぁまぁ問題あり
その内容は動画内で確認してみてくださいね！
是非ご視聴ください！！
